<岩井地区まちづくり計画>

目 的
旧岩井小学校の文化財としての活用により岩井地区の振興を図ること
概 要
旧岩井小学校の文化財としての再建を伴う「寄り道の駅」の整備及び温泉街を取り巻く遊歩道整備と地区人口増対策
理 念
旧岩井小学校の重要文化財としての保存と山陰最古と云われる岩井温泉の秘湯から脱却する活用により、地域の人たちに更に地域の誇りと地域への愛着を育める方策とすること
方 針
岩井地区は既に良好な住環境であることから、岩美町内においても福祉施設が集まった地域であり、障害者にも生活し易い「まち」にしていくことが誰にでも優しい「まち」に繋がる。また、将来も「存続可能な地域」とする上で、定住人口を増やす必要があり、特に観光地としては、日中地域人口を確保することが望まれ「福祉のまちづくり」に沿った誰もが心地いい「まち」にすることを基本とする。

具体的な方策提案

1)「寄り道の駅」整備
  ・ 大型観光バス5台程度及び普通乗用車100台分以上の駐車場整備 
  ・ 旧岩井小学校の重要文化財として評価が最大限となる再建
  ・ 鉄道記念公園、オートキャンプ、簡易宿泊のための施設整備
  ・ まち歩きに支障のない程度の販売所、休憩所の整備
2)まち中遊歩道の整備
  ・ みやげもの屋、雑貨屋、喫茶店等の小規模店の点在整備
  ・ 案内しるべの増設、雨宿り休憩所、公衆トイレの整備
  ・ 田村虎蔵ゆかりの唱歌のこみち整備、蒲生川の自然公園的整備
3)地区全体整備計画
  ・ 障害者グループホーム、障害者福祉作業所の誘致、設置
  ・ 共同住宅、戸建住宅の誘致等、定住人口増対策
  ・ 景観及び防災対策に配慮したまちづくりの推進